2005年12月12日

女系容認問題に関する私的見解

男系女性天皇と女系天皇の違い」という記事にも書いたが、もう少し簡単に書いてみようと思う。
飽くまでも私的見解です。



私の意見を順序だてて書くと、こうなる。

1.男系維持。

2.旧宮家の皇籍復帰。

3.皇太子殿下に男子がお生まれにならない場合は、秋篠宮殿下を立太子。

4.秋篠宮殿下の次は、皇籍に復帰された旧宮家の男系男子もしくは秋篠宮眞子内親王殿下。


1と2は同時に。なるべく早い時期が望ましい。
3は皇太子殿下がご即位される時。
4はどちらがいいのか、正直に言うとまだ判断に迷うが、旧宮家の男系男子のほうを優先させたいとは思う。



まず、1と2について。
旧宮家の皇籍復帰をなるべく早目に実現してもらいたい。
今上陛下→皇太子殿下→秋篠宮殿下の順で後継されると仮定して、秋篠宮殿下がご即位されるまでに何十年という年月を要するだろうから、その年月の間に「旧宮家の男系男子=皇族」という認識が国民に浸透するだろう。
そうなれば、皇籍に復帰された旧宮家の男系男子が立太子もしくはご即位されても違和感が少なくなると思う。(私は現時点でも違和感ないけどね)
約二千年に渡る皇室の歴史の中で、たかだか戦後60年間ぽっち皇籍を離れられてたくらいでは問題ないだろ、というのが個人的な感想である。
その60年の間に私と同様の「丸っきりの庶民」としてお暮らしになられていた訳じゃないし、約二千年もの間、連綿と受け継がれてきた皇族の血は、たとえ戸籍上は皇族ではなくなったとしても変わらないものだと思う。
(先日民間にご降嫁された紀宮様に対してもそう思う。たとえ現在は民間人であられても、私にとってはやはり「宮様」であられる。「清子さん」ではなく「清子さま」だよなーと思うのよね)

また、旧宮家の皇籍復帰が実現されれば、皇族方へ掛かるご公務などのご負担もかなり軽減されるだろう。



3について。
皇太子殿下がご即位される時は、秋篠宮殿下が立太子されるのが一番筋に適っている。
天皇となられる御方は、直系じゃなくともいいのだ。
そもそも今上陛下も傍系のお血筋であられるし、歴代天皇も傍系の御方が多い。
まあ勿論、皇籍に復帰された旧宮家の男系男子が立太子されても何の問題はないが、やはり皇太子殿下と一番お血筋の近い男系男子であられる秋篠宮殿下が立太子されたほうが、国民の違和感は少ないだろうし、適任であられると思う。



4について。
これが一番悩む。
男系ならば女性天皇がご即位されるのは問題はないが(つまり眞子様も佳子様も愛子様も「男系内親王殿下」であられるから、ご即位されても「男系女性天皇」となられる)、一度でも女性天皇がご即位されれば、「次の天皇はその御子で」という意見も当然出てくるだろう。
そうなると、その御子は「女系天皇」になるのでは…という危惧がある。

男系女性天皇の配偶者となられる方が、例えば旧宮家の男系男子でいらっしゃる場合、その御子は果たして「男系」なのか「女系」なのか。
男系男子の御子だから「男系」とされるのか、女性天皇の御子だから「女系」とされるのか。
私のような素人には判断がつきかねる。
ならば、やはり皇籍に復帰された旧宮家の男系男子にご即位頂くのが一番解りやすいのではないのだろうかと思うのですが、その辺如何なものなんでしょう?





私が「男系維持」を支持する理由は、一言で言うと「伝統を守る為」である。
歴史や伝統といったものは、一朝一夕で築かれるものではない。
女系天皇が法的にも容認された場合、神武天皇から続く万世一系の皇統が断絶され、女系天皇から新たな皇統が始まってしまう。
「神話の時代から続く万世一系の皇統」という世界で唯一の価値を一度失ってしまえば、もう二度とそれを手に入れる事は出来なくなるのだ。
たとえその女系天皇を新たな皇統の初代として、それから二千年の年月が経ったとしても、現在の万世一系の皇統とは比べ物にならないくらい、皇室の権威が失墜すると思う。
女系が容認されれば「神話の時代から続く万世一系の皇統」という価値がなくなり、そのうちに「歴史的価値が失墜したのだから、天皇制は不要だろう」という声が強まる。
「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、2665年の歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論にまで発展するでしょう」
先日の三笠宮寛仁親王殿下のご発言の通りだ。
天皇制を廃止したい者はそれこそが狙いなのだから、女系天皇を容認しているのだろう。

権力は一代で手に入れる事が出来るが、権威は一代では手に入れる事は出来ない。
ましてや「神話の時代から続く万世一系の皇統」という権威は、世界でたった一つしか存在しないのだ。
男系女性天皇と女系天皇の違い」という記事のコメント欄にも記述したが、約二千年も続いた万世一系の皇統を私達の代で断絶させてしまっては、先人並びに子孫への申し訳が立たないと痛感する。
「世界最古の王朝である」という事、また、「万世一系の皇統である」という事は、それはそのまま日本という国の歴史と伝統の正統性の証明でもあると思うのだ。
その万世一系の皇統を少しも損ねる事なく次代へと継承していくのが、日本人としての務めだと、私は考える。




雅子妃殿下について。
後継者問題で相当なプレッシャーを感じていらっしゃるとお見上げ申し上げるが、いずれご即位されると決定されている皇太子殿下とのご結婚を決意されたのだから、何よりも「後継者となられる男子」をお生み参らせる義務をもご承知の上だったと思う。
けれども、現実には愛子様しか御子がお生まれになっていない。
それは相当なお苦しみであられよう。
そんな雅子妃殿下の重責を少しでも軽くせねばという理由から女系を容認しようというのであれば、それは甚だ見当違いである。
このまま女系が容認されれば、雅子妃殿下は「万世一系の皇統を断絶させる原因となった皇太子妃」という烙印を押され、それはこの国が存在する限り、未来永劫消える事はない。
雅子妃殿下の御為を思うのならばこそ、旧宮家の皇籍復帰を少しでも早く実現し、男系を維持されるのが最適だと、私は思う。
そうしたほうが雅子妃殿下もご安堵されると思うのだが、有識者会議のメンバーはそう思ってはいないようで。
したり顔で「雅子様の為にも女系を容認しよう」と言っている者こそが、他ならぬ雅子妃殿下をお苦しめしている事に、早く気付いてもらいたいものである。
posted by (・∀・)うーぱー at 18:17| Comment(3) | TrackBack(5) | 皇室関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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